【アタックシリーズ】濃縮・液体・粉末洗剤のメリット・デメリット

洗濯洗剤を買いに行くんだけど、おすすめはないかな?

どんな洗剤がいいの?

例えば、肌に優しいとか、洗浄力が高い方がいいとか…

コスパも気になるところじゃない?

うーん…
洗浄力が高い方がいいよね!だけど、肌に優しいのも気になるし…

環境への影響も気になるよね。

いろいろ気になるね…

じゃあ今回は、花王のアタックシリーズから紹介するよ。

洗濯洗剤選びの参考にしてね。
花王アタックシリーズ

人気のアタックシリーズ。

4タイプで8つの洗剤があるんだけど…
☆濃縮タイプ アタックZEROレギュラー アタックZEROドラム式専用
☆液体タイプ アタック3X アタック抗菌EX部屋干し用
☆粉末タイプ アタックバイオEX アタック高浸透リセットパワー
☆目的別 アタック消臭ストロング アタックシュッと泡スプレー

こんなにあるの!

用途に合わせて使えるね。

今回は、濃縮・液体・粉末タイプから、人気の洗剤を1つずつ紹介するね。
アタックゼロ

2023年5月に改良新発売しました。新しくなったアタックゼロについては、こちら👇

濃縮タイプだよ。



液性は中性。界面活性剤含有率は52%

成分を書き出してみるね!
- 界面活性剤52%
- 高級アルコール系(非イオン) 非イオン界面活性剤
- ヒドロキシアルカンスルホン酸塩 陰イオン界面活性剤
- 脂肪酸系(陰イオン) 陰イオン界面活性剤
- 高級アルコール系(陰イオン) 陰イオン界面活性剤
- 安定化剤・分散剤・酵素

1は肌にも環境にも優しい界面活性剤だけど、2~4は洗浄力は高いけど肌刺激が強い界面活性剤。

口コミでは肌に痒みが出たとか、そういう意見はなかったな。

そうだね。個人差があるんだろうね。

それより、汚れ落ちについては賛否があったよね。

汚れ落ちが良いという人もいれば、酸素系漂白剤と併用した方が良いという人もいたし…

アタックゼロって、改良新発売したじゃん?!

そうそう!改良後は、汚れ落ちもニオイ残りもなくなったよ。

わたしが使った感想だけどね。

改良後の口コミの評価はどうかな?

いろんな口コミサイトを調べたんだけど、改良後少ししか経ってないから、まだまだ少なかったんだけど…

以前よりも汚れ落ちが良くなった、とか、ニオイ残りがなくなったっていう意見がちらほらあったよ。

気になる人は、試してみる価値はあるかもね。
アタック3X

2022年7月、アタック3Xからアタック抗菌EXへ、そして2023年3月さらに改良新発売しました。

液体タイプ。



液性は弱アルカリ性だね。
- 界面活性剤23%
- 高級アルコール系(非イオン) 非イオン界面活性剤
- 安定化剤・アルカリ剤・pH調整剤・酵素・蛍光増白剤

界面活性剤は非イオン界面活性剤だけ!

ここだけ見れば、肌にも環境にも優しい洗剤だよね。

だけどウールやシルクはアルカリに弱いので洗えないよ。

でも色物以外の普段着洗いにはいいんじゃない?

パッケージの文字で抗菌・洗浄・消臭の中で抗菌が一番大きいよね。

抗菌力に自信があるってことだよね。99%抗ウイルスって書いてあるし。

ほんとだね。

使った感想はね、蛍光増白剤入りだから白いものを洗うとキレイになったよ。

蛍光増白剤って?!

白いものを、より白く見せるための染料の一種だよ。

もともと新品の白いTシャツには蛍光増白剤が使われているんだよ。

それが洗濯のたびに洗い落とされていくから、古い白Tは黄ばんで見える。

白さを維持したいって思う人にはおすすめの洗剤だね。

お値段もお手頃だしね。

ただし淡い色のものは色あせて見えてしまう場合があるので要注意!
アタック高活性バイオパワー

もともとの商品名は、アタック高活性バイオEX。「バイオ酵素の変更に伴い商品名を変更いたしました。」って、製品情報に書いてあったよ。

粉末タイプだよ。



液性は弱アルカリ性。

成分を書き出してみるよ。
- 界面活性剤23%
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル 非イオン界面活性剤
- 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 陰イオン界面活性剤
- アルカリ剤(炭酸塩)・水軟化剤(アルミノけい酸塩)・工程剤(硫酸塩)・分散剤・蛍光増白剤・酵素

例えば運動系部活動の子どものユニフォームを白く洗い上げたい✨とか、とにかく白く洗い上げたいっていう場合はコレ!

なんだかんだ言っても、粉末洗剤の汚れ落ちには敵わないって思いません?

液体洗剤の弱アルカリ性洗剤って、水に入れると中和して中性よりになってしまうんです。

だから本気の「汚れ落ち」を目指すなら、粉末洗剤が最強なんですよ。

そんなに落ちるなら、なんで液体洗剤が売れるんだろうね?

粉末洗剤は水に溶けにくいってことが大きいんじゃないかな?

水に溶けにくいってことは、洗濯物に洗剤が残留しやすいってことだから、肌が弱い人は痒くなったり肌トラブルが起きるよね。

お湯を使って、しっかり溶かせばいいじゃん。

…とてもめんどくさいよね。

粉末洗剤って、リピーターが多い。

昔っから、粉末洗剤使ってるって人が多いんだね。

ズボラには敷居が高くて…

たしかに。粉末洗剤を使う人は、キチンと洗いたいっていう洗濯にこだわりがある人が多いのかもね。

そうかも…

界面活性剤のポリオキシエチレンアルキルエーテルと直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの組み合わせは粉末洗剤に多いよ。

そうなんだ。

陰イオン界面活性剤は、洗浄力が水の硬度に影響されやすいんだけど、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムは、比較的影響が少ないらしいんだよ。

だから、よく使われるのかな?!

わかんないけど…そうかもね。

わたしが気になるのは、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムは、肌刺激が強く生分解性が悪い界面活性剤だってこと。
洗剤の成分である界面活性剤は、自然界へ排出されると微生物によって分解されて最終的に炭酸ガスと水になります。このように分解されることを生分解と言います。

生分解性が悪いとどうなるの?

自然環境に影響が出るんだよ。

それは気になるね。

うん。

良いところもあれば、悪いところもあるんだよね。

洗浄力が高くて良いんだけど、その分、肌刺激も強いし環境にも良くない。

使うなら、リスクもしっかり理解して使いたいよね。

読んでくださった方の買い物の参考になれば嬉しいな。
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