【メリット・デメリット】界面活性剤は肌にも環境にも悪いの⁉
洗剤の界面活性剤が肌や環境に良くないって聞いたんだけどホント⁉
界面活性剤って、わたし達の生活のいたるところに使われているんだよ。
洗剤だけじゃないの⁉
洗剤だけじゃないよ。食品にだって使われているくらいなんだから。
そうなんだ。
もちろん界面活性剤の中には使わない方が良い界面活性剤もあるけどね。
やっぱり…それが知りたいな!
界面活性剤は肌にも環境にも悪い⁉
石鹸は安全、洗剤は危険??
たまに、合成洗剤は環境に良くないし、皮膚の保護バリアを破壊するから使わない方がいいよ!って言う人いるよね。
確かに洗剤って身体に悪いイメージある!石鹸の方が無添加で安心、みたいな…
わかる!石鹸って安心感あるよね。
じゃ、ホントに洗剤は危険なのかな?
排水した洗剤は自然環境を汚染している?!
そもそも、洗剤は環境に良くないっていうイメージがついたのは、その昔、排水した洗剤が自然環境を汚染して、自然界の生態系を壊してしまっているという話しだったと思うんだけど…
なんか聞いたことある。
今は、そのほとんどが下水処理場で処理されてから排出されるから、そんなに問題はないらしいんだよね。
だけど100%大丈夫とは言えないじゃん。例えば、なんの処理も受けずに河川に流出している場合も考えられるよね。土壌に流出してる、とかね…
そういうことは絶対にありえない、とは言えないよね。
どんなことでもそうだけどね。絶対って言えないんだよね。
環境問題に対する意識の変化
それに、ここ数年で環境問題に対する意識が、ものすごく高まってきているよね!
確かに個人でも自然災害が頻発していることで、なんかまずいぞっていう気持ちになってきてるね。
SDGsに取り組む企業も増えてるし。
だからってわけじゃないんだろうけど、洗剤も一昔前と比べて変わってきているみたいだよ。
肌にも環境にもやさしい界面活性剤もある
洗剤の成分である界面活性剤は、排出されると、微生物によって分解されて、最終的には炭酸ガスと水になるんだ。このように分解されることを生分解って言うんだけど。
生分解性が良いとか悪いっていう言い方がされるよ。
界面活性剤って、すっごくいっぱい種類があって、素早く分解されて自然界からすぐになくなるのもあれば、完全に分解するまで時間のかかるのもあるんだよ。
そうなんだ。
ようは生分解性の良い界面活性剤が入っているものを使うようにすれば良いってことだね。
そうだね。
肌にも環境にも悪い界面活性剤はコレ!
肌にも環境にも悪い界面活性剤って、どうやって見分ければいいの⁉
そこが知りたいよね。
教えて!
肌にも環境にも悪い界面活性剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムって言う陰イオン界面活性剤。
なんか舌を噛みそうな名前だね!
覚えられないよ…
わたしも覚えられないから、直鎖だけ覚えてる…
洗剤に使われている界面活性剤で、直鎖っていう頭文字はコレだけなんだよね。
専門家が見たら間違っているって言われるかもしれないけど…今のところ、わたしが見た洗剤で直鎖はこれだけ。
そうだね。ただ買い物するときに気を付けるだけなんだから、頭文字を覚えていれば充分だね。
そう!主婦にとって、「これは危険だよ。環境に良くないよ。」ってことがわかればいいの!
環境だけ?
それが、環境だけでなく肌にも良くないんだよね。
もともと直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムは、もっと毒性の強い界面活性剤の代わりに使われるようになったんだけど、現在はもっともっと安全な界面活性剤があるからね。
より安全な界面活性剤があるなら、そっちで作った洗剤がいいよね。
メリット・デメリット
この界面活性剤にもメリットがあって…
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムが入っている洗剤を使うメリットは?
この界面活性剤は安価で洗浄力の高い洗剤が作れるらしいんだよ。
だから洗浄力の高い洗濯洗剤には、今でも結構使われているよ。
そうなんだ。安くで作れるってことは、消費者も安くで買えるってことだもんね。
洗浄力の高い洗剤が安く買えるって、たしかにメリットだね。
そうでしょ⁉
環境に悪いって言ってたけど下水処理場でちゃんと処理されてから排出されるなら、そんなに問題はなさそうに思うけど…
ただ100%はないってことだよね…
そこは個人の考え方だよね。肌にも良くないって言ったけど、肌荒れしない人だっているし…
肌が弱い人は使えないだろうけどね。
読んでくださった方の買い物の参考になれば嬉しいな。
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